イラク軍がモスル南端の端に到達

2017.3.1


 alarabiya.netによれば、月曜日、イラク軍はモスル(Mosul)の破壊された5つの橋の一つにたどり着きました。

 サミル・アル・フサイン中将(Maj. Gen Thamir al-Hussaini)は、連邦警察部隊は狙撃兵、自動車爆弾に直面しながら前進したといい、イラク軍が犠牲を被った激戦を正確な人数は示さずに説明しました。

 戦線からほんの数キロのところで、負傷兵が野戦病院に流れ込み、彼らの多くは破片傷を受けていました。

 一人の兵士は爆発で脚を失いました。

 ある野戦病院で最前線の医師は、正午までに犠牲者20人を受け取ったといいました。

 医師は犠牲者の情報を公開しないイラク軍の規則に合致して、匿名で話しました。

 アメリカが主導する空襲は、街の西半分の民兵を孤立させるために、昨年、チグリス川にかかるモスルの橋すべてを使えなくしました。

 イラクは先月、モスル東部を完全に解放したと宣言しましたが、民兵はそれ以降、攻撃を行いました。

 レバノンに拠点を置くアル・マヤディーン・テレビ(Al-Mayadeen TV)は、西部のガウサク地区(Gawsaq)から銃声がなる中、砂塵のまう通りを走る装甲車とハンヴィーの中の兵士を示す生中継を放送しました。空襲のあとで黒煙が立ち上るのがみられました。


 イラク軍が到達した端は空港から約7kmの距離にある一番南側の端のはずです。これで橋が東西でつながったことになります。空爆によって一部が破壊されているので、今後、さらに前線が北へ行き、イスラム国民兵がこの橋を照準することが難しくなったら、修理して使うことになるでしょう。よって、イラク軍の一部は川沿いに北上し、川岸からイスラム国を遠ざけます。

 別の部隊は西方へ進み、最終的には川沿いに北上する部隊と共に旧市街地を包囲する形になるはずです。

 作戦としては順調ということがいえます。

 

 


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