モスル旧市街の90%が解放される
alarabiya.netによれば、火曜日にイラク軍はイスラム国の内務大臣とその副官を逮捕しました。
アブドル・アミル・ラシッド中将(Lt. Gen. Abdul-Amir Rashid Aar Allah)は、イラク軍がバドシ(Badush・kmzファイルはこちら)のシェイク・モハメッド・イースト村(Sheikh Mohammed East)を解放し、イスラム国に勝った後に建物の上にイラク国旗を掲げたとも発表しました。
ラエド・シャカル・ジャワダ(Raed Shaker Jawda)は、連邦警察の即応部隊が旧市街の90%を解放し、オールド橋から100メートルにいるとも発表しました。
彼は連邦警察はバド・ジャディド地区(Bad Jadid)を解放し、バブ・アル・バイダ地区(Bab al Bidh)に向かっていると付け加えました。
彼は、特にイスラム国が住民を人間の盾として使い、モスル中心部の人口密度のため、軍の部隊が民間人を守るためにゆっくりと勝つ戦術を採用したと説明しました。
ジャワダの階級は記事に「Lt.」としか書いていません。他の記事では「Major General」という表記もあり、特定できないので、ここでは省略しました。
バドシでは先日、イスラム国に処刑された大勢のイラク人の遺体が発見された場所でもあります。そこにイスラム国の高官がまだいたということですね。内務省というのは、国家の中の国家といわれる部署ですので、その責任者を捕まえたのはよいことです。もっとも、組織としてのイスラム国はすでに崩壊状態でしょうが。
旧市街の90%を占領とは、また予想を超えた速さで作戦が進行していることが分かります。かつてのイラク軍とは違って、見違える奮戦ぶりです。
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