イラク軍が旧市街地を貫通

2017.3.21


 alarabiya.netによれば、モスル(Mosul)西部の旧市街地のはずれは、イラク軍と武装民兵の激しい衝突をみています。

 作戦指揮官のアブドル・アミル・ヤララー(Abdul Amir Yarallah)は、イラク軍は旧市街地の右側にある堅固な地域で活動しているといいました。

 一方、イラク軍は村と地区の掃討を続け、IED(即製爆弾)から解放しました。

 南方では、対テロリスト部隊がナブルス(Nablus)とヤルモク(Yarmouk)を占領しました。

 開放された地域では生活が通常へ徐々に戻り、イラク軍の活動はイスラム国防衛線の最終ラインを突破することに集中しています。


 いよいよモスル線が最終段階に入っていることを示す記事が出ました。激戦が予想された旧市街地はあっけなく陥落します。

 モスルが陥落したら、シリア国境へ向けて、残兵たちを追撃することになります。シリア国内まで追いかけるかは分かりませんが、国境まで追いかけて、そこで防衛線を築くでしょう。

 

 


Copyright 2006 Akishige Tanaka all rights reserved.