モスルの民間人大量死亡の詳細が明らかに
alarabiya.netによれば、イラク軍は日曜日、モスル(Mosul)西部でイスラム国がブービートラップを仕掛けた倒壊した建物から61体の遺体が回収されましたが、近くで大型の自動車爆弾が発見されたものの、それが同盟軍の攻撃が命中した徴候はありませんでした。
声明は、先週、ジャディダ地区(Jadida)でイスラム国民兵と装備を狙った同盟軍の攻撃のあとで倒壊した建物から約200人の遺体が引き出されたという目撃者と地元当局者の目撃による報道への対応でした。
事件は解明には遠いままで、イスラム国と戦うイラク軍がモスル西部で人口が多い部分を奪還するために戦うために詳細を確認することは困難です。
アメリカ主導の同盟国は土曜日、死亡が報じられた地区でイスラム国民兵と装備に対する攻撃を行ったものの、未だ調査中だといいました。犠牲者の人数や攻撃目標の詳細は伝えませんでした。
イラク軍司令部は、目撃者は兵士に、建物にブービートラップが仕掛けられており、民兵が住民を地階の中に人間の盾として使うことを強制したといいました。
イスラム国民兵もこれらの家屋から兵士に向けて発砲したと司令部はいいました。しかし、その数はほかの地元当局者よりも低かったです。
地元地方当局者は土曜日、瓦礫から240体が引き出されたといいました。
地元の政治家と目撃者2人が、同盟国の空爆が、建物を倒壊させた爆発を誘発した大型トラックの爆弾を狙っていたかも知れないといいます。
この事件はモスル西部の旧市街地周辺での戦いの複雑さを強調しました。そこでイスラム国は家族たちの間に隠れ、狭い通りと路地を彼らに有利に使い、イラク軍に市街戦を強いています。
先の情報からは3軒続きの建物を誤爆したように思えましたが、そうではなく、近くに駐車していた大型トラックが爆発したのが原因のようです。
そして、大型トラックがなぜ爆発したかが問題となっています。搭載していた爆弾が爆発したのか、空爆によって誘爆したのかです。
現段階では、空爆ではなさそうだということです。つまり、トラックが爆発しただけで、空爆のミサイルが爆発したクレーターがないということでしょう。
証明をどうやるのでしょうか。周辺からサンプルを集め、ミサイルの爆薬の燃焼物を確認するか、航空機のカメラ映像を確認するか、現場で爆発のクレーターの形状から判断するのか。
原因を確認するまで、攻撃を中止した判断は、かつてのイラク軍にはなかったと思います。 同盟軍からの要請もあるのでしょう。
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