モスル西部で休止された攻撃が再開へ
alarabiya.netによれば、月曜日、イラク軍はモスル(Mosul)の旧市街地への攻撃を再開したと、上級指揮官はいいました。
国連はモスルの中央部に400,000人が包囲と似た状態で閉じ込められているといいました。
「連邦警察と即応師団は今日、旧市街地の南西の軸線で前進を開始しました」と、連邦警察指揮官のリード・シャキル・ジャウダット中将(Lieutenant General Raed Shakir Jawdat)は声明でいいました。
ジャウダット中将は彼らの目標の一つは、アル・ヌーリ・モスク(Al-Nuri mosque)の近くを走るファルク通り(Faruq Street)だといいました。
alarabiya.netによれば、アメリカが主導する攻撃やイスラム国が起爆した爆薬が建物を破壊し、200人以上を殺した巨大な爆発を引き起こしたかを特定するために、調査官がモスルにいると、米軍指揮官はいいました。
3月17日、モスル西部のアル・ジャディダ地区(al-Jadida)で爆発があってから矛盾する説明が出てきました。イラク軍指揮官は嶺井が民間人の犠牲を引き起こした爆薬を建物に取り付けたと非難しましたが、若干の目撃者は空爆によって崩壊し、瓦礫の下に多くの家族を埋めたといいます。
確認されれば、2003年のアメリカ主導の進入以来、最悪のものの一つとなり、シーア派が主導する政府がモスルのスンニ派の大衆を遠ざけないように努める時、民間人の安全について疑問を提起します。
陸軍参謀長、マーク・ミリー大将(Gen. Mark Milley)は、イラクのハイダル・アル・アバディ首相(Prime Minister Haider al-Abadi)と国防大臣にあった後、その日とその前の数日、その周辺に空爆があったといいましたが、それらが犠牲を引き起こしたかは不明だといいました。
「モスルに対する攻勢を遅らせるため、同盟軍を批判しようとしてダーイシュが建物を爆破した可能性がとても高い」とミリー大将はいいました。
「同盟軍の空爆がそれを行った可能性はあります。我々はまだ知りません。現場に調査官たちがいます」。
アバディ首相に近い情報源は、米軍代表団は現場のイラク軍治安部隊の間でさらに調整し、大勢の民間人が家の中で動けないことを考えるよう要請もしているといいました。
alarabiya.netによれば、イラクの米軍指揮官は火曜日、アメリカが主導する同盟軍が最近の空爆でモスルに発射した武器の種類は、建物全体を倒壊させるに十分な爆発を引き起こすはずはないといいました。
「実際に我々の武器、建物全体が倒壊した事実は実際に我々の関与とは矛盾します」と米陸軍スティーブン・タウンゼンド中将(Lieutenant General Stephen Townsend)はいいました。
「我々が使った武器は建物全体を倒壊させるはずはありません。建物全体を倒壊できる武器を在庫に持っているので、それは調査の過程で我々が明らかにしようとすることの一つです。それは我々がこの事件で使った者ではありません」。
最前線に近い場所でも、支配地域の中に調査官を派遣するのが、米軍など、西欧の軍隊の凄いところです。日報を簡単に破棄して、真実を隠蔽する自衛隊とは格が違います。
こうした事件の調査報告書は色々見てきましたが、いつも詳細で、調査官が中立な立場に置かれていて、客観的、科学的な調査が行われていることを教えます。これが、国際法を遵守する上で重要なのです。自衛隊にそういう態勢があるのかはとても疑問です。なにしろ、日報を破棄して、将来における検証を不可能にしてしまうのですから。もし、後日、何らかの調査が必要な事が分かっても、廃棄された日報は読むことができません。
国際的な責務を果たすには、常に検証可能な状態にすることが大事です。日本の官界、政界共に、記録は都合の悪いもので、批判を避けるためには隠すという習慣があります。対外的な活動である、国連部隊への派遣において、記録を残さないというやり方がどこまで通用すると考えている自衛隊は南スーダン軍などと変わらない二流、三流の軍隊です。
調査官はクレーターの形状、現場に残る爆薬の燃焼物の分析を行っているはずです。火薬の種類が特定できれば、何が原因かが分かります。
米軍とイラク軍からは、航空機から発射された爆弾では建物全体が倒壊しないと述べていますが、そこに自動車爆弾があって誘爆し、より大きな爆発を起こしたかが疑われているのです。まだ、簡単に結論を出すべきではありません。
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