モスル西部でのイラク軍の損害が判明
alarabiya.netによれば、米軍はモスル西部(Mosul)を奪還する戦いが始まってから、イラク治安部隊の284人の隊員が殺され、1,600人以上が負傷したと言いました。
ジョセフ・ボテル陸軍大将は議会公聴会の間に、モスル西部での犠牲者に加えて、モスル東部の戦いで、イラク治安部隊の隊員490人が死亡し、3,000人以上が負傷したと言いました。
ボテル大将は米軍中央軍の指揮官です。
イスラム国民兵と戦うイラク特殊部隊と警察は水曜日にアリ・ヌーリ・モスク(al-Nuri mosque)の近くへにじり寄っており、イラクで二番目の都市を奪還する戦いでランドマークとなる場所周辺の支配を強化しています。
1月24日にモスル東部のイラク軍の損失は1,600人以上とされていて、これは死者と負傷者両方なのかが不明でしたが、今回の報道で負傷者であったことが判明しました。
この数字は、やはり東部の戦いがより激しかったことを連想させます。もちろん、西部の戦いはまだ終わっていないので、西部での犠牲者数はさらに増えることが予想されますが、負傷者が2倍程度も多いことは、やはり戦いが激しかったのだろうと思われるのです。
当初は西部の戦いの方が激しいといわれましたが、そうではないかも知れません。
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