米軍がラッカ攻撃で米軍増強を提案

2017.3.7


 alarabiya.netによれば、米国防総省はシリアのイスラム国の首都、ラッカ(Raqqa)への攻撃計画を発表しました。

 ワシントン・ポスト紙によれば、計画は増強した特殊作戦部隊、ヘリコプター、砲と武器供給を含めた、より多い米軍の参加を求めます。

  米兵は地上戦には関与していませんが、計画はシリアでの米軍参加に対するオバマ政権による制限のいくつかを緩和することを画策します。

 計画は現在、シリア民主軍とともに活動する米顧問500人を増やそうとします。ドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump)は以前に、イスラム国のようなテロ組織を消滅させると誓約しました。彼は国防総省にラッカへの攻撃を準備する新しい計画を用意するよう要請しました。


 この内容だと、最前線で歩兵が戦うような状況はあまり考えられません。

 砲は後方から敵を攻撃でき、攻撃ヘリコプターは最前線近くに行くものの、敵の遠方から攻撃します。特殊部隊は空爆の誘導を担当するものと思われます。大規模な作戦で、少数の特殊部隊を攻撃に用いても、大した意味はありません。シリア民主軍と共に前進し、敵を目視できる場所から空爆すべき場所を連絡するのが任務です。

 これなら常識的な範囲です。少し安心しました。

 もっとも陸軍の大部隊を使うつもりなら、すでに移動をはじめていないと間に合わないでしょう。

 

 


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