カール・ビンソンは7月まで朝鮮半島に留まるか
military.comによれば、カール・ビンソン空母打撃群は、西太平洋で警戒に立つ必要のため、計画よりも30日間長く派遣されたままになると打撃群指揮官のジム・キルビー少将(Rear Adm. Jim Kilby)は隊員の家族に向けたメッセージで言いました。
水曜日にカール・ビンソンのフェイスブックに投稿されたキルビー少将のメッセージは、朝鮮半島沖の水域で持続的なプレゼンスを提供するために派遣は延長されるといいました。
カール・ビンソン打撃群は1月5日にサンディエゴの母港から派遣されました。
空母の派遣は伝統的には7ヶ月間の長さですが、作戦上の必要から航行中の間に延長されることは希ではありません。
30日間の延長という最近の発表は、打撃群が西太平洋に7月まで居残る用意ができていることを意味します。
時間がないため、必要なところだけ書き出しました。記事の冒頭と末尾をつなげてあります。
昨日、北朝鮮への圧力はこれからと書きましたが、やはりその通りであったようです。
日本が本当に危機管理をするのなら、7月までの範囲で考えなければなりません。北朝鮮がさらなる核実験、弾道ミサイルの打ち上げ実験をするかということです。
可能性があるのは核実験の方です。これだけ米艦船が集まっている中で弾道ミサイルを発射して撃墜されると、北朝鮮にとってはイメージの悪化が避けられません。逆に見ると、アメリカは撃墜実績のない迎撃ミサイルを使う訳で、弾道ミサイルを阻止できないと大恥をかくことになります。これまでに採取されたミサイルの軌道データから、SM-3で撃墜できるという確信はあるのでしょうか?。
この辺が焦点になってくると思いますが、日本のマスコミはどこも取り上げないでしょうね。日本政府はこの危機を利用して、国民を恐怖で縛る情報を出してくるでしょう。軍事ウォッチャーにはその辺も観察のポイントとなります。
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