イラク軍がモスル西部最大の地区を占領

2017.4.26


 alarabiya.netによれば、イラク軍は火曜日、1週間の激戦の後、モスル西部で最大の地区の一つを完全な支配をイスラム国から取り戻したと、最高指揮官は言いました。

 「今朝、西側の軸で対テロリズム部隊の英雄達がテネク地区(Tenek)の完全な掃討に成功しました」と、アブドルワハブ・アル・サーディ中将(Lieutenant General Abdulwahab al-Saadi)はモスルで言いました。

 精鋭部隊は2016年10月中旬に開始されたモスルを奪還する大規模攻勢で先鋒を務めてきました。

 街の西端にあるテネクはモスル西部で最大の地区の一つです」とイラクで対テロリズムの最高指揮官の一人、サーディ中将は言いました。

 「それはテロリストグループの主要な拠点の一つとして使われました」と彼はいいました。

 サーディ中将はテネク地区での戦闘は激戦で、1週間の間続いたと言いました。

 「20台以上の自動車爆弾を破壊し、テロリストの民兵数10人を殺しました。彼らの死体はまだ路上と屋内にあります」と彼は言いました。

 モスル西部にわずか数百人のイスラム国戦闘員が残っていると考えられていて、それらの大半は旧市街で囚われの民間人数十万人の中にうずくまります。


 既知の部分は省略して紹介しました。

 アル・ヌーリ・モスクは依然として占領できていないようです。その間に、別の地区の占領が終わったとのことです。業が終われば、その兵士をモスクへ向けられるので、徐々に状況は好転するかも知れません。

 時間はさらにかかりますが、後退はないようです。それがグッドニュースと考えるしかなさそう。

 

 


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