シリア民主軍が工業地帯をほぼ獲得

　alarabiya.netによれば、人権団体「The Syrian Observatory for Human Rights」はシリア民主軍がラッカ（Raqqa）の工業地区の70％を支配するのに成功したと言いました。これは中心部の人口密集地域で衝突が増加するのを示します。

　さらなる部隊が東部で前進した同盟軍の支援とともにイスラム国の拠点に入りました。そこには工業地帯があります。

　メディア当局は、暴力的な衝突がこの地域で行われているものの、地域はまだ完全には確保されていないと認めました。

　工業地域の支配獲得は、本当の戦闘がはじまり、ラッカの人口密集地域の中心部へ接近するに連れて、より厳しくなることを意味します。

　人権団体は、旧市街地の住民がこの地域が激しい爆撃下にあるを述べたことも引用しました。

　人権団体によれば、北部でシリア民主軍は反復攻撃の後で砂糖工場の支配を獲得し、第17師団基地の一部を占領しました。

　時間がないので簡単に書きます。

　昨日紹介した地図の赤線で示した工業地帯が70％掌握され、同じく赤線の砂糖工場の北西に第17師団基地があります。ちょうど地図が切れるあたりにあります。

図は右クリックで拡大できます。

　西部に入った部隊の進捗は記述がありませんが、概ね順調に推移しているといえます。