フィッツジェラルドが乾ドック入りへ
navaltoday.comによれば、米海軍のアーレイバーク級駆逐艦USSフィッツジェラルド(USS Fitzgerald)は、6月17日の横須賀沖での商船との衝突の後、修理を続けるために、日本、横須賀の乾ドックの中に移動する準備ができています。
米第7艦隊司令部はフィッツジェラルドが7月11日にカン・ドックの中へ移動する予定だと発表しました。
移動のための準備は船体吃水線下の一時的な補修、影響を受けたスペースの排水と燃料排出を含みます。
フィッツジェラルドの隊員はすべての準備に参加し、通常のルーチを再開し続けます。
ドック入りの間に、技術分野は長期修理のための選択肢を知らせる評価を行うでしょう。
すでに当サイトで紹介していますが、フィッツジェラルドが予定された乾ドックへの移動を行います。
この事故では、フィッツジェラルドがまもなくアメリカに向けて移動するとか、滅茶苦茶な記事が国内で報じられました。船体に穴が空いた艦がそう簡単に太平洋を渡れるわけがありません。
乾ドックに入れるまでだけで1ヶ月近くかかりました。これからどういう修理をするのかを決めるための評価が長期間に渡って行われます。それから、自力で航行するか、運搬船に乗せるかして、アメリカまで運ぶのです。修理はそれからです。
こういう軍隊の動きの常識を、国内メディアが知らないということは、本当の戦争が起きた時に、かなりの誤報が流れる原因となります。軍事分野の報道のレベルアップは急務なのですが、それがなされる期待はもてません。
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