ラッカ市内に米軍顧問が前進

　alarabiya.netによれば、米当局者は水曜日に、米軍の軍事顧問がラッカ（Raqqa）市内で活動していると言いました。

　多くが特殊作戦部隊の兵士は、シリア民主軍（the Syrian Democratic Forces）の地元戦闘員に助言し、支援し、同伴する役割で活動していると、軍報道官のライアン・ディロン大佐（Colonel Ryan Dillon）は言いました。

　兵士たちは直接の戦闘の役割ではなく、空爆を呼び、モスル（Mosul）でイラク軍の支援をした米軍がしたよりも戦闘により近くで活動しています。

　「彼らはイラクの者たちよりも、ずっと多く敵の接触にさらされました」とディロン大佐は言いました。

　彼はラッカの米軍の人数は数百ではないと言いました。

　ディロン大佐は、同盟軍は爆薬を装備された商用ドローンの使用をますます見ていると言いました。

　民兵はモスルと類似した戦術を用いました。

　「１〜２週間にわたり、我々がラッカ中心部の中へ近づくに連れて増しています」と彼は言いました。

　米軍はシリアにどれくらいの兵数がいるのかを隠したがりますが、過去に約500人の特殊作戦戦闘員がいて、シリア民主軍を訓練し、支援していると言いました。

　記事は一部を紹介しました。

　モスル戦はオバマ政権から作戦が進められていて、オバマ政権が米軍顧問団が戦線に近づくのを拒否したので、それが継続されたのでしょう。モスル戦はそれよりは積極的なトランプ政権なので、こういう状況が生まれたようです。

　ここで、顧問団に大きな被害が出たりすると、米国民の世論は一気に変化します。

　しかし、作戦の進展が早いので、そういう心配は不要かもしれません。

　モスル戦と戦術が同じなのなら、その展開も予測しやすくなります。彼らの手口は見えているので、シリア民主軍もやりやすいでしょう。