アフガンで米市長の州兵が戦死

2018.11.5


 military.comによれば、ユタ州の市長が州軍に勤務している間にアフガニスタンでの攻撃の間に殺されたと、ソルトレイク・トリビューン紙とその他のメディアが報じました。

 ユタ州のノース・オグデン市長(North Ogden)、ブレント・テイラー少佐(Major Brent Taylor)は土曜日に、アフガニスタン首都カブールで明白なインサイダー攻撃で死亡したと、トリビューン紙は報じました。もう一人の米軍隊員は攻撃で受けた傷の治療を受けていると、米軍当局者は言いました。

 ユタ州軍は殺された隊員の身元を州軍隊員としました。隊員の名前は近親者の通知が出るまで伏せられています。

 しかし、ユタ州副知事スペンサー・J・コックス(Lt. Gov. Spencer J. Cox)はフェイスブックに39歳のテイラーが殺されたと書きました。

 「衝撃的なニュースです。ノース・オグデン市長、ブレント・テイラーが今日、アフガニスタンで勤務中に殺されました」とコックスは言いました。こんなことは嫌いです。私は言葉に苦慮しています。私はテイラー市長、彼の素晴らしい妻ジェニー(Jennie)、7人の可愛い子どもたちが好きでした。ユタ州は今日彼らのために涙を流します。この戦争はもう一度、我々の一世代で最良の犠牲を出しました。我々に最も我々は彼の家族の周りに集まらなくてはなりません」。

 オリン・ハッチ上院議員(Sen. Orrin Hatch)は土曜日にテイラーの死についてツィッターに声明を出しました。「ブレントは英雄で、愛国者で、素晴らしい父親で、親友でした。アフガニスタンでの彼の死は衝撃的です。私の祈りと愛はジェニーと彼の7人の子どもたちと共にあります。彼の軍務は忘れられないでしょう」とハッチは言いました。

 ユタ州知事ゲーリー・ハーバート(Gov. Gary Herbert)はこの死について話すために日曜日に記者会見を持つ計画です。

 テイラーは12ヶ月間の派遣と予測されるもののために、1月にユタ州軍とともにアフガニスタンに派遣されました。彼は過去にイラクで2回、アフガニスタンで1回の派遣を務めました。

 1月に派遣されたときに、テイラーは地元メディアに、情報将校として彼はアフガン遊撃大隊の幕僚を訓練する顧問チームで勤務するために配属されるだろうと言いました。

 「まさに今、アフガニスタンで我が国の長く続く戦争において勤務するため、私の経験と技術が必要です」と彼は言いました。「トランプ大統領は兵士の増加を命じ、新戦略の一部はアフガン遊撃部隊の能力を拡大することに焦点を置きます」。

 テイラーは2013年にソルトレイクシティ(Salt Lake City・ユタ州都)の北46マイルにある人工約17,000人の市、ノース・オグデンの市長になりました。

 トリビューン紙は1月中旬の派遣された日に、ノース・オグデン警察は数百人の住人が彼を見送るために通りに列をなしたため、テイラーと彼の家族を街の周りで先導したと報じました。


 現職の市長が州軍隊員として戦地に派遣されているとは驚きでした。ノース・オグデン市役所のホームページを見ると、確かに市長の紹介に彼の名前があります。

 日本では考えられないことです。市長になった途端にそういう義務は免除されると考えるのが常識ですから。

 この辺の法律的な構造がどうなっているかを知りたいものです。

 

 


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