アメリカが首脳会談前に北に行動を促す
military.comによれば、北朝鮮の指導者、金正恩(Kim Jong Un)はドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump)が彼に合う前に、武装解除に向けて具体的な処置をとらなければならないと、ホワイトハウスは金曜日に言いました。
北朝鮮が勧告の特使にした非核化と核兵器とミサイル実験の停止に関する漠然とした約束を引き受け、「具体的な処置と具体的な行動を見る前には、大統領は会合を催しません」ホワイトハウス報道官、サラ・サンダース(Sarah Sanders)は記者会見で言いました。
サンダースは具体的な処置を定義したり、彼らがどう検証するかを示しませんでしたが、北朝鮮は韓国当局者が恐らく5月末に開催すると言ったサミットにトランプが参加する前に、彼らが結んだ約束を成し遂げなければならないと言いました。
木曜日夜のツィートで、トランプは半島の和平への経路を創り出すために、金と対面する会合を歓迎しました。しかし、サンダースは会議の時間と場所はまだ決められなかったと言いました。
「それはこれから決定される事になっています」と彼女は言いました。
金曜日午後半ばまでには、北朝鮮はサミットを開催するまだトランプの合意に応えず、いつも大げさな北朝鮮の宣伝メディアは静かなままです。
サンダースは5月まで続く、長らく計画された合同軍事先週を進めるという決意を再確認したときにコメントしました。
国防総省報道官は「Foal Eagle」「Key Resolve」演習の開始日を提示するのを辞退しましたが、韓国のニュースメディアは、国防当局者の言を引用し、2ヶ月間かそれ以上行う年次演習「Foal Eagle」は4月1日以降のいつかに始まる事になっていると言いました。
侵攻のための演習として過去の「Foal Eagle」演習を非難した北朝鮮の金は、「Foal Eagle」「Key Resolve」は短期間にするか規模を縮小するよう求めましたが、演習は提案されたトランプとの会談に影響を及ぼさないと言いました。
韓国のソン・ユンモー国防部長官(Defense Minister Song Young-moo)は、今週早くに、米太平洋艦隊指揮官のスコット・スウィフト提督(Adm. Scott Swift)に、北朝鮮に態度を示すために、アメリカが「Foal Eagle」演習で原子力潜水艦を海軍部隊の混成部隊から外すよう提案しましたが、スウィフト提督は提案を却下しました。
スウィフト提督はコリア・ヘラルド紙に、演習は過去のものと同じ大きさ、範囲、規模になると言いました。彼は原子力潜水艦に関するソン長官のコメントを、海軍当局者の間の冗談と一蹴しました。
前半の3分の1ほどを紹介しました。
ここにトランプ政権のアマチュアらしいところが見えているように思えます。
「具体的な処置」といっても、それが何であるのかを示さなければ、北朝鮮はやりようがありません。
多分、北朝鮮はこう言います。「具体的な処置を求めると言っても、一体我々に何を求めるのだ。何をしたら行動したことになるのだ。我々は誠意を持って行動しても、アメリカは『それは具体的な処置ではない』といい、我々の努力を否定すればよいのだから、これは不当な要求だ」。
ここでトランプ政権は、5月までに何をすべきかを、具体的に示すべきでした。つまり、少なくとも、核査察を受け入れて、核廃絶への計画を立てろとかです。
最悪、会談が流れる可能性も出てきたように思います。北朝鮮は、我々が行うのは韓国特使と約束したことだけだと主張すれば事足ります。
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