米軍はシリア・アフガンに長期駐留

2018.5.1


 military.comによれば、ジム・マティス国防長官(Defense Secretary Jim Mattis)は月曜日、シリアとアフガニスタンの米軍は両国での進行中の紛争を外交的に解決するのをテコ入れするために長期にわたって駐留すると言いました。

 国防総省でのカメラなしの会見で、マティスはドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump)が素早く撤退するという当初の衝動を捨て、シリアとアフガンに米地上軍が無期限に駐留すると強く示唆しました。

 シリアでは「我々は外交官が平和を勝ち取るまで単純に引き揚げたいと思いません」とマティス長官は言いました。「戦いに勝って、平和を勝ち取るものです」。

 マティス長官はシリアで多数の敵対派閥の間で和平交渉をする難しさを軽んじませんでした。

 「そう呼びたくなくても、これは私が四十年間の国務で経験した最も複雑な治安状況であり、戦闘状況です」「だから、我々はまだそれに取り組んでいます」と彼は言いました。

 マティス長官は会見を終えた後の最初の予定は、40万人以上を殺し、数百万人に家を失わせた7年越しの内戦を終わらせるためジュネーブでの和平会談が再開する見込みについて、シリア担当の国連特使、スタファン・ド・ミストーラ(Staffan de Mistura)と会合を持つと言いました。

 国防長官はmアメリカは同様の関与をアフガニスタンに行っていると言いました。そこでは月曜日に、最初の爆弾が起爆した後で現場に駆けつけた記者9人を含めた少なくとも25人を殺した連続自爆攻撃がありました。

 カブールでの攻撃は、アシュラフ・ガニー大統領(President Ashraf Ghani)の脆弱な中央政府に対して抵抗しているタリバンとイスラム国の分派によるアフガン全土にわたる爆破事件の波で最新のものでした。

 しかし、マティスは爆破事件は民兵による絶望を示し、昨年8月にトランプ大統領が承認した、空軍力を増強し、地元部隊の訓練を強化する新戦略が成功していると主張しました。

 彼は、アフガン国防軍の復活力と統合されたアメリカの新戦略は、タリバンを尻込みさせると言いました。

アフガン国民に投票を思い止まらせるのを狙い、爆破の波で来るべき選挙を混乱させることに対して「我々は彼らが最善を尽くすと予測します」とマティス長官は言いました。

 「タリバンは人々に投票させることの危険を認識します」と彼は付け加えました。「彼らの目標は選挙で選ばれた政府を不安定にすることです。これは投票箱で勝つことができない人々の普通の手です。彼らは爆弾の方を向きます」。

 「これは完全に予測されるべきです」「それが彼らがやることです」と彼は言いました。


 奇跡みたいですが、側近たちはトランプを説得して、撤退を思い止まらせたようです。どうやったのかは知りませんが。

 しかし、これがまたいつトランプ大統領の気が変わり、撤退しろと言い出さないとも限りません。なんとも疑問です。

 なにしろトランプは他人の話を聞こうとしません。メモ書きも読みたがらず、側近が少しでも長い話をすると嫌な顔をします。友人たちの間でも、物知らずで有名ときています。

 マティスがどう言おうと、トランプが別のことを考える可能性は考えておく必要があります。

 

 


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