タリバン攻勢を米空軍戦力が撃退
military.comによれば、米空軍戦闘機と陸軍の武装ヘリコプターは、民兵が大規模な攻撃をカブールから100マイル足らずのアフガンの街に対してはじめたあと、過去数日間でガズニ(Ghazni)でタリバン軍220人以上を攻撃し、殺害していました。
「ガズニ市はアフガン政府が支配するままです」と、確固たる支援任務(Operation Resolute Support)の報道官、マーティン・オコーネル中佐(Lt. Col. Martin O'Donnell)は火曜日にMilitary.comに言いました。
アフガン軍は街の中で掃討作戦を実行していますが、激戦を逃げようとして民間人数百人が逃げたと、APは火曜日に報じました。
「アフガン国軍第203兵団、第303区アフガン国家警察、アフガン特殊治安部隊は市内でタリバン残兵を一層しています」とオコーネル中佐は言いました。「これらのアフガンが率いる作戦が最終日ころに街からタリバンの大部分を追い出したとき、我々が観察したのは、より脆弱な周囲の地区へのタリバンの攻撃の退却でした。そこはアフガン軍が増員しています」。
タリバンの広報、ザビウラ・ムジャヒッド(Zabihullah Mujahid)は武装勢力がガズニから追い出されたことを否定し、タリバンは初期攻撃の間に街郊外の電話用通信塔を破壊し、街へ通じる地上通信線と携帯電話を遮断したと言いました。
オコーネル中佐は、「ガズニに残るタリバンは街の崩壊へ脅威を与えていませんが、アフガン大衆の中に身を隠すタリバンは怯え、悩ませられている大衆に脅威をもたらします」と言いました。
米特殊部隊と第1治安部隊支援旅団の顧問団は、掃討作戦と複合部隊の統一をどう効果的に行うかをアフガン軍に助言しています。
「米航空部隊は8月10日以降、タリバンを220人以上殺しました」とオコーネル中佐は言いました。「金曜日の初期攻撃に加えて、米軍は土曜日に5回、日曜日に16人が攻撃を行いました」。
第101空挺師団(航空急襲)戦闘航空旅団のAH-64「アパッチ」は金曜日、アフガン軍に近接航空支援を提供したと彼は言い、第101空挺師団の副指揮官で南東部タスクフォースの指揮官、リチャード・ジョンソン准将(Brig. Gen. Richard Johnson)は作戦指揮統制センターでアフガン指揮官に助言しました。
米軍が220人以上殺したのなら、アフガン軍は何人を殺したのかが気になります。想像するに、大半の仕事は米軍が行い、アフガン軍は敵を釘付けにした程度なのかもしれません。残兵の掃討では力を発揮しているのでしょう。
未だにアフガン軍は自分たちだけでタリバンの攻勢を撃退できず、米軍に依存しているという構図が見えてきます。イラクと違い、進歩が全く感じられません。いつまで米軍はアフガンにいればよいのか。ため息が出てしまう話です。
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