トランプのTG禁止令に新たな証拠
military.comによれば、ドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump)は、去る7月に軍隊内のトランスジェンダーの個人に関するツィートを通じて発表する前に、「私の将軍たち」に相談したと言いましたが、新しい一連の内部電子ーメルは国防総省は不意を突かれたとの味方を強めました。
「誰もが呆然としました」と、統合参謀の人事担当のカイル・クレーマー空軍准将(Air Force Brig. Gen. Kyle Kremer)は、2017年7月26日のトランプの一連のツィートに続いて、統合参謀本部議長ジョセフ・ダンフォード大将(Gen. Joseph Dunford)と副議長のポール・セルバ空軍大将(Air Force Gen. Paul Selva)に向けて書きました。
ほとんどがひどく編集された電子メールは、リベラル派の監視グループ「American Oversight」による情報公開法訴訟の下で得られ、「BuzzFeed News」による金曜日の報道の主題でした。
「わっ…と、それは驚きでした」と、当時人事・準備担当防衛次官の任務についていたアンソニー・カータ(Anthony Kurta)は氏名を編集された別の国防総省当局者に向けて書いたと、「BuzzFeed」は報じました。
2017年7月の一連のツィートの中で、トランプは「私の将軍たちと専門家たちと相談したあと、合衆国政府はトランスジェンダーの個人が米軍の中でいかなる立場でも勤務することを認めないことを勧告されました」と書きました。
「我軍は決定的で圧倒的な勝利に集中しなければならず、軍隊内のトランスジェンダーが必要とするであろう莫大な医療コストと混乱で重荷を背負うことはできません」と彼は続けました。
当時、トランプ大統領のツィートが国防総省の高官たちを驚かせたことは広く報じられましたが、新しい一連の内部電子メールは職員の間のパニックと混乱を垣間見せます。
内部電子メールは、公聴会で証言するために議会へ向かっている途中で、国防総省のナンバー2のパトリック・シャナハン国防副長官(Deputy Defense Secretary Patrick Shanahan)の側近が彼にトランプのツィートの情報を提供したことを示します。
側近は彼に、ツィートが彼に質問する議会のメンバーに高い利子となるであろうと警告しました。
金曜日に「BuzzFeed」が得た別の電子メールの中で、ダンフォード大将は各軍の長官にトランプが提案した禁止令に事前の警告を持っていなかったと述べました。
「発表は意外でした」「尋ねられたら、私は相談を受けていなかったと述べるでしょう」と彼は書きました。
提案された禁止令は弁護士グループによる別個の訴訟によって4つの連邦裁判所で阻止されました。
新しい一連の電子メールに関する声明の中で、「the American Military Partner Association」の理事、アシュリー・ブロードウェー・マック(Ashley Broadway-Mack)は、電子メールはトランプのツィートが「我々と同じく国防総省にショックで驚きであったことを示しました。ホワイトハウスが主張したにも関わらず、軍の上級指導層からの情報提供はありませんでした」と言いました。
このことは分かっていたことです。トランプの暴露本の「炎と怒り――トランプ政権の内幕」に、将軍たちは軍が考えていた4つのオプション(トランスジェンダーの勤務を認める案)を説明した5分後に正反対のツィートを投稿したと書いてあります。
しかし、電子メールによって、これが本当であったことが確認されたわけです。流石にホワイトハウスも否定しようがないでしょう。匿名の情報提供者の言葉ではなく、法律に基づいて公開された本物の電子メールなのですから。
こうやって大統領を追い詰めていくのです。包囲網は狭まっています。こういう動きは日本にも欲しい。
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