５日間で米軍人３人が自殺

　military.comによれば、復員軍人援護局（VA）の敷地で５日間で３件の自殺が起き、今週、連邦議会からの反応を促しました。

　2人の退役軍人がジョージア州で自殺しました。１人は４月５日にダブリン（Dublin）のカール・ビンソン退役軍人医療センターの駐車ガレージで、もう１人は４月６日にディケーター（Decatur）のアトランタ退役軍人医療センターの主玄関の外で自殺したと「Atlanta Journal-Constitution」が報じました。

　KWCX-TVによれば、火曜日、テキサス州のオースティン（Austin）で退役軍人診療所の待合室で銃で自分を撃ちました。

　公聴会の意図した議題ではなかったものの、水曜日には複数の上院議員が退役軍人援護局の当局者に最近の自殺について質問しました。

　退役軍人健康庁の担当幹部、リチャード・ストーン（Richard Stone）はVAの敷地で260件以上の自殺行為があり、その内の240件は中断されたり、防止されたりしたと言いました。彼は行為の期間を特定しませんでした。

　ワシントンポストの記事によれば、2017年10月から2018年11月の間にVAの敷地で19件の自殺が起きました。

　「これらのすべては我々24,000人のメンタルヘルスの提供者とVAっ働く我々すべてにとって断腸の思いがする体験です」とストーンはいいました。

　３件の自殺の報道への反応の中で、退役軍人問題の下院委員会議長のマーク・タカノ上院議員（Rep. Mark Takano・民主党・カリフォルニア州選出）は、彼は今月中に問題についての公聴会を行う予定だといいました。

　「退役軍人の自殺のすべての新しい実例はアクセスの障害を展示しますが、たった５日間で３件のVAの敷地での事件、今年だけで６件を得て、それは危機的であり、我々はこの頻発を止めるためにさらに行動します」とタカノは声明でいいました。「私は最近の悲劇についてVAから話を聞き、国家として我々がともにどんな行動をとれるかについてより大きな議論を引き起こすために完全な委員会の公聴会を要請しています」

　最新のVAのデータによれば、毎日20人の退役軍人が自殺しています。それらの死の14人は退役軍人援護局の医療を受けていませんでした。

　退役軍人の自殺は他の人々よりも高止まりしていつ、若い退役軍人が特に危険です。９月に公表された退役軍人援護局のデータは18〜34歳の退役軍人の自殺率が特に増えたこと示しました。

　VAはジョージア州で自殺した退役軍人の身元を明かしていませんし、死に関する状況を説明していません。オースティンでは、未だに身元が明かされない退役軍人が待合室で数百人の前で自分を撃ったと、KWTXは報じました。武器はVAで禁止されていますが、オースティンの施設には金属探知機がありませんでした。

　ストーンは水曜日に上院議員に、退役軍人の自殺は国家規模のアプローチが必要な社会問題だといいました。彼は、ドナルド・トランプ大統領（President Donald Trump）が３月に署名した、退役軍人の自殺に対処するために、彼が「アメリカ社会のあらゆるレベルを動員する」と約束した、閣僚級のタスクフォースを設置する、大統領命令に言及しました。それを率いるために復員軍人援護局長が選ばれました。

　「私はそれが、私がこの頻発を止めるであろう駐車場でもっとパトロールができるというくらい簡単なことを望みます」とストーンはいいました。

　記事は一部を省略しました。

　退役軍人の自殺は長らく問題になっていますが、その退役軍人の面倒を見る復員軍人援護局の敷地内で自殺するという点は非常に心配です。

　復員軍人援護局は対応に関して過去繰り返して問題が指摘されてきました。対応が遅いとか、対応してくれないとかいう話が何度も浮上しています。

　なので、その敷地内で自殺するというのは、社会にそうした問題を訴えようとしていると考えられます。詳細はもっと詳しい情報に接しないとわからないでしょう。この記事は事件が頻発していることを伝えるだけです。