トランプがアフガン戦略に関して放言

　military.comによれば、ドナルド・トランプ大統領（President Donald Trump）は月曜日、約14,000人が現在配備されアフガニスタンの米軍を救援するために、アメリカはパキスタンと密接に活動するといいました。

　トランプ大統領は救援の手段が何をもたらすかを詳述しませんでしたが、彼はできるだけ早くにアメリカ最長の戦争からより多くの兵士を帰国させたいので、ホワイトハウスはアフガニスタンについて迅速に新しい答えを出すだろうと彼はいいました。

　「我々は警察官みたいなものだ。我々は戦争を戦っていない。我々はアフガニスタンで戦争を戦うのを望むなら勝てる。私は１週間でその戦争に勝てるだろう。私は１千万人の人びとを殺したくないだけさ」と、彼はパキスタンの総理大臣、イムラン・カーン（Imran Khan）と並んでいいました。

　「私はパキスタンで計画がある。その戦争に私が勝つのを望むなら、アフガニスタンは地球から消し去られるだろう。それはきっかり10日間だろうが、私はその道は行きたくないのだ」とトランプ大統領は続けました。

　彼はパキスタンと活動することは、アメリカを紛争から自ら解放することを助けるだろうといいました。

　「我々は19年間、そこにいる。バカげている」とトランプはいいました。

　国防マンパワー・データ・センター（the Defense Manpower Data Center）によれば、アメリカは今年、12人の隊員を失いました。2015年１月以降、この国で72人が死に、53人は敵対的状況でした。

　トランプ政権は、アフガン軍の助言・支援任務を支援するために、2017年と2018年にこの地域で兵力を兵士3,500人へ増強しました。

　アフガニスタンの計画はトランプが就任してから完全に明言されていませんが、政権の初頭で彼は将軍たちに余地を与えたいと明言し、彼らに過激派の脅威を根絶する攻撃的な手法をとることを許したいと明言しました。

　2017年４月に東部ナンガルハル州（Nangarhar）のアチン地区（Achin）でISIS-Kに対して「すべての爆弾の母親」と呼ばれる21,600ポンドのGBU-43、大規模爆風爆弾兵器（MOAB）を広く公表して投下した事例がそうです。ISIS-Kはアフガニスタンとパキスタンで活動する民兵グループの一派です。

　しかし、２月の一般教書演説で、トランプは完全なアフガニスタン撤退の必要を強調しました。

　「偉大な国は終わりのない戦争を戦わない」と彼は演説の中でいいました。

　大統領の最新のコメントは、紛争が政治家とアメリカ大衆の反省になったときにきます。

　先週、マーク・エスパー博士（Dr. Mark Esper）の次期国防長官になるための承認公聴会の間、アフガニスタンは議員の間で二度言及されました。（エスパー）上院議員はアフガニスタンについての質問に直接答えませんでした。

　しかし、文書での答えと上院軍事委員会への証言の中で、エスパーはアフガニスタンの兵士のレベルはアメリカに直接の脅威を及ぼしかねない暴力的な過激派の活動のレベルと、こうしたテロリストの脅威を和らげるアフガニスタンの能力に直接つながるレベルであるべきだといいました。

　「暴力のレベルが下がり、アフガン人のパートナーの能力が上がれば、軍のレベルはそれに応じて調整されるかもしれません」と彼は書きました。「和平交渉の進展は暴力のレベルを下げるかもしれず、その結果、兵力レベルに関する勧告に織り込まれるでしょう」。

　エスパーは、彼はタリバンとの交渉は続けられるべきだと信じるとつけ加えました。

　「軍事的圧力を用いた国防総省の和平交渉への支援は、交渉するタリバン指導者にプレッシャーを加えます。永続的な決着は民間社会だけでなく、タリバン、政府、すべての政治グループの代表者を含むアフガン人の間の直接交渉からのみに起因し得ます」。

　トランプの意見は取るに足りないものです。

　政権について、彼は何か目立つことをしなければと、最も強力な爆弾をアフガニスタンに落としてみせました。

　それで、なにが起きたか？。何も起きていません。2017年に爆弾を落として、タリバンがまいったのか？。状況は大きく変わっていません。

　それなのに、10日間で戦争を終わらせると言ったところで、誰が信じますか？。

　パキスタンとの協力なら前からやっています。

　なにもかにも、オバマ政権からやったことで、目新しくはありません。なにもないのに、本人は自分が決めることだから決定的な解決になると信じています。

　自惚れ男の戯言としかいいようがありません。