F-35の空中給油用ライトが交換へ
military.comによれば、合同の試験の努力は夜間給油活動中、KC-135の乗員の目をくらませるF-35ライトニングIIの危険な欠陥を修正しました。
オハイオ州、ライト・パターソン空軍基地(Wright-Patterson Air Force Base)に配置される空中給油認定局(The Aerial Refueling Certification Agency)は、F-35BとCの再設計された給油プローブのライトを承認しました。この決定はすぐに海兵隊と海軍のライトニングIIのパイロットが空軍の給油機との夜間給油活動の欠点を取り去るでしょう、とライト・パターソン基地の報道官、ダリル・メイヤー(Daryl Mayer)はは最近、Military.comに言いました。
3月、メリーランド州、パクタセント・リバー海軍航空基地(Naval Air Station Patuxent River)とカルフォルニア州のエドワード空軍基地(Edwards Air Force Base)のチームは、F-35BとF-35Cの給油プローブに取り付ける、再設計されたライトの試験を完了しました。
既存のライト・システムは明るすぎ、その設計はKC-135のブーム操作員にF-35のシルエットを見るのを難しくしました。空軍はブーム操作員に、パイロットが給油ブームから安全に離れているのを確実にするプロセスを監視させる必要がありました。
「現在のプローブのライトは明るすぎて、KC-135の空中給油ブーム操作員の目をくらませていました」と第418試験飛行隊(418th Flight Test Squadron: FLTS)のエドワード基地の空中給油プロジェクト管理者、マイケル・マギー(Michael McGee)は3月にエドワード基地のニュースリリースで言いました。「新しいライトはより暗く設計されていますが、F-35のパイロットが鮮明に見えるに十分な明るさです」。
空軍のF-35Aはプローブを持ちませんから、この型は変更を必要としません。
試験活動の一環として、パクタセント・リバー基地の第23航空試験・評価飛行隊のF-35Bがエドワード基地に派遣されました。そこで機は試験活動のために第418飛行隊のKC-135と乗員と組みました。
「地上試験のために、我々は格納庫を用いました」とマギーはリリースの中で言いました。「環境は完全に暗い必要がありました。我々は非常用ライトを施設から取り外し、ライトのぎらつきを低減するために床にマットを置かねばなりませんでした」。
地上試験は異なるカラー・トーンの2種類のライト、温白色のライトと黄色のライトを様々な輝度レベルで試験しました。
「温白色のライトがブーム操作員とパイロットにとって最善の選択だと判断されました」とマギーはリリースの中で言いました。
最初の飛行試験は4時間続き、必要とされる試験のポイントすべてを達成しました。
「我々の最大の懸念は最も月の光が弱く、最悪の光線のシナリオのタイムフレームの間に試験を完了することでした。それは3月1日から11日でした」とマギーは言いました。「試験飛行のために、我々は少なくとも2回の飛行を計画しましたが、最初の飛行ですべての試験のポイントを達成しました」。
試験の結果は空中給油認定局へ送られ、同局は「設計はオリジナルのライトであげられた問題を改善した」と結論したと、メイヤーはMilitary.comに言いました。
「F-35B/Cの空中給油の許可は、(F-35合同計画局が)十分のライトのキットを調達し、それらを飛行隊に導入すれば、KC-135からの夜間給油の能力を反映するために更新されるでしょう」と彼は言いました。
F-35が空中給油を行うとき、期待から給油プローブを伸ばします。燃料を受け取るためのパイプで、これを空中給油機のブームに連結し、燃料を送り込みます。闇夜ではプローブが見えないので、機体側に取り付けられたライトの明かりを当てて光らせるのですが、それが明る過ぎて、ブームを連結するために操作する操作員の目がくらんでいたということです。
当然の改良です。さて、自衛隊はこの改良を行うのでしょうか?。F-35Bを導入するわけですから、当然、行う必要があります。いつも疑問なのは、米軍はこういう細かい改良に熱心ですが、自衛隊はあまり熱心でないように見えるということ。武器の欠陥は隊員の気力で補う、悪しき伝統が続いていないかが心配です。
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