米陸軍がコロナ対応で退役者を招集
military.comに
よれば、数日前、米陸軍は通常はない要請を、退役した将校と下士卒に送りました。需要が高い8つの医療技能の1つを務めたこ
とがあれば、コロナウイルスのパンデミックと戦う軍隊を助けるために再入隊できるかも知れないと、要請はいいます。
「我々は至急皆さんから連絡をもらう必要がある!」と、陸軍の人事部のトップ、トーマス・シーマンズ中将(Lt.
Gen. Thomas Seamands)からのメッセージはいいます。
陸軍の退役者たちはそれを真剣に受け止めました。
「COVID-19のパンデミックを支援する意志を判断するために800,000人以上の退役兵に連絡しました」と、ある
陸軍報道官は金曜日にMilitary.comへいいました。現在まで、様々な技能を代表する14,000人の退役者が、さ
らなる情報を求めて軍隊に連絡したと、彼はいいました。
それは1.75%という驚くべき返答率になり、その数字は相当に大きくなるかも知れません。木曜日夜と金曜日の間に、回答
者の数は5,000人まで増えました。
シーマンズのメッセージは、陸軍は以下の専門技能、緊急救命将校、麻酔専門医、麻酔専門看護士、救急救命看護士、ナース・
プラクティショナー、ER看護士、呼吸器専門医と衛生兵から退役者を探しているといいました。
陸軍当局は彼らが充足するために探す医療職が何人かや、志願者が吟味され、訓練され、配置されるタイムラインに関する質問
に答えませんでした。
「我々はいくらかの前向きの回答をもらっています」と、陸軍参謀長のジェームス・マッコンビル大将(Gen. James
McConville)は木曜日にMilitary.comの質問に答えました。「我々が求めているのは医療の専門知識で
す」。
陸軍軍医総監のレイモンド・スコット・ディングル中将(Lt. Gen. Raymond Scott
Dingle)は、志願者は現在の医療上の認定と資格を元に評価されるといいました。
「それをやったら、我々は彼らを任務の必要に応じて医療施設すべてに配置します」と、彼はいいました。
陸軍は自発的な退役者に復帰を要請することは滅多にありませんが、退役者に現役にもどるために確立されたプロセスがありま
す。陸軍人材センターによれば、730日を越えて引き延ばせるものの、平均的な退役者の復帰勤務は365日間です。結局は、
呼び戻しの長さは司令部と兵士の間の決定と合意です。
呼び戻しの勤務が2年かそれ以上続いた場合、退役者は退職金を増やす資格があるかもしれませんが、呼び戻しの身分で昇進は
できません。
ディングル中将は、司令部の構成要素とすべての人員配置を含めて、各軍の野戦病院に配置するためには、330人の兵士がい
るといいました。
陸軍はすでに最初の3つの野戦病院に、コロナウイルスのパンデミックに最も打撃を受けた地域、ニューヨーク市とシアトルへ
行くよう派遣命令を出しました。
「医療施設に配属されたこれらの兵士、我々が軍事医療配属要員と呼ぶもの、彼らの優先任務は軍隊を支援することです」と、
ディングル中将はいいました。「この場合では、政府、我が国全体、医療提供者を支援するためですが、彼らが派遣のために招集
されるとき、我々は医療司令部内で横断的な平準化を検討します。それから、皆さんが話す志願者たちは、陸軍予備役に加えて、
受益者層だけでなく我々の兵士が準備を維持できるように医療施設の穴を埋めるために、我々がてこ入れをする場所にありま
す」。
図らずも、米軍における退役者の復帰に関して知る機会ができました。
これらの退役者たちは非コロナウイルスの患者に対応するはずです。軍隊は大規模な感染症ではなく外傷への対応が主眼です。
軍を招集するからといって、軍事的な行動をさせるわけではありません。それは米国民がとても嫌うことでもあります。
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