国防長官が州軍に事後評価を命令

2020.6.15



 military.comに よれば、暴力的になりがちの抗議の中で28州とコロンビア特別区で20,000人以上の州兵が 法執行を支援するために招集されたあと国防長官は、彼らがどのように任務を実行したか強固な評価を求めています。
 国防総省は木曜日夜に、マーク・エスパー国防長官(Defense Secretary Mark Esper)は、「特に州軍の訓練、装備、組織、人事、派遣、採用」について、事後評価を完了するよう陸軍に命じたと発表しました。

 「事後評価は、特に過去2週間の全土にわたる州軍の地元・連邦法執行機関との活動を評価するだろうと、国防総省当局者は声 明でいいました。

 5月31日の抗議が略奪と破壊行為に悪循環に陥ったワシントン特別区は州軍の活動の際立った焦点でした。地区の5,000 人と他州からの数百人の州兵が、ドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump)が、兵数を増やすために反乱法を発動する可能性と現役兵を送ることを検討すると公言した中で、警察とその他の法執行機関を支援しました。

 多くの州兵は非武装で、ゴム弾や催涙ガスを持ち歩かなかったものの、彼らの行動は複数の場合で調査の対象となりました。6 月1日、特別区の州軍に所属するヘリコプター2機が抗議者の上を、群衆を統制する手段とみられる低空飛行を行いました。この 事件はエスパー長官に調査を命じさせました。

 州軍は、トランプとその他の高官が通過できるようにするために、ホワイトハウスの近くのラファイエット・スクエア (Lafayette Square)から抗議者を催涙ガスを使って一掃するための警察活動を支援としたとも報じられます。

 州兵は現役部隊の支援なしに抗議を封じ込める任務ができることを証明するために「攻撃的戦術」を用いるよう強いられたと水 曜日に報じたニューヨークタイムズ紙は、地区内の州軍の対応全体を「大失敗」と呼びました。

 ヘリコプター事件の調査結果は今週出る予定です。

 「ここ数週間、州軍は全土の街で法執行を支援するためにプロフェッショナルで上手に活動している」とエスパー長官は声明で いいました。「私は、この時期に平和的な抗議者が修正第一条の権利を実行できるようにして、彼らとその他の者たちが彼ら自身 と財産を暴力を受けないようにするために奉仕した陸軍兵士と空軍兵士に多大な敬意を払い、心から誇りに思います。堅固な評価 を行わせることでマッカーシー陸軍長官(Secretary of the Army McCarthy)に全幅の信頼を置きます」。



 現段階では、調査結果が出るのを待ちたいとしかいえません。どんな事実が明らかになるのか。徹底した調査といえる内容にな るのか。いろいろな期待が入り混じった気持ちです。


 


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