いきなり大きな事件が起きるとは…。パキスタンのベナジル・ブット元首相が暗殺されました。military.comにはホワイトハウス広報官がすでにアルカイダの関与を示唆する発言が載っています。
状況からの判断に過ぎませんが、私もアルカイダによる暗殺である可能性が高いと考えています。自爆テロを行う手法を持ち、その手段を持っているのはアルカイダだからです。アルカイダのような先鋭的な武闘組織にとって、活動は宣伝も兼ねています。暗殺のような行為を行い、世間に知らしめることで、成果をあげると同時に宣伝も行うのです。このふたつは車輪みたいなもので、どちらが欠けても困るものです。おそらく、アルカイダ系組織が犯行声明を出すはずです。
その他、米軍の戦費が月額ほぼ150億ドルに達したという記事、F-15戦闘機の飛行禁止措置が米本土の防衛に悪影響を及ぼしているという記事がお勧めです。ちなみに、今年7月の段階で、米軍の毎月の戦費は120億ドルと報じられていました(記事はこちら)。