space-war.comによれば、グルジア紛争について、中国政府がはじめて態度を表明しました。
中国外務省ヤン・ユ報道官は記者たちに、次のように述べました。
- 国連が何らかの行動を採択するのなら、対話と協議を通じた解決をもたらすものでなければならない。
- それは、地域の平和と安定を達成するのを助け、当事者すべての合致点を具現化しなければならない。
2日付けの記事で、専門家が予測する中国の態度を紹介しましたが、この記事を見る限り総花的であり、中立に近いことが分かります。当事者に対立点があるから国際紛争が起きるわけで、全員が満足する解決はほとんど考えられないのですが、あえて中国はそれを主張しています。つまり、中国はこの件で何もする気はないのです。期待できるのは仲介役くらいでしょう。