military.comによれば、米国防総省は水曜日に出された報告書の中で、陸軍が兵士が使う防弾ベストの試験で手を抜いたと言いました。
監視機関は軍当局者が、納税者が4億3400万ドルを支払った防弾ベストの弾道試験の必要条件を一貫して実施しなかったか、時にはより低くしたと言いました。試験基準を手抜きすることは、陸軍が契約が必要とするものに合致したベストに限定した保証しかしていないことを意味すると報告書は言います。陸軍は戦場で致命的な装備品のリコールが必要かどうかを判断せよという監査官の勧告に同意しました。
防弾ベストが性能不足だという声は現場の兵士から何度も出て、一時はより評判のよい製品を自費で購入して着用する兵士がいたほどでした。軍は私物を使うことを禁止し、防弾ベストの改良を始めましたが、過去にここで何度も取り上げたように、乗り気ではないように見えました。実は、2009年にも防弾ベストの試験が不適切とされ、大量リコールが起きています(過去の記事はこちら)。なぜ同じことが繰り返されるのか、本当に疑問です。