alarabiya.netによれば、トルコ外交官が金曜日に、シリアの空将2人がアサド政権を離反して、反政府派に加わったと言いました。さらに、シリア国営メディアの記者3人が報道機関から離脱しました。
空軍の地域部隊指揮官である空将がトルコ国境を越えて、レイハンル(Reylanli)に到着したと、匿名のトルコ外交官が言いました。空将と低位の将校多数と彼らの家族が軍の離反者が逃げるキャンプに分けられました。トルコ当局者は、一部が内乱に加わるためにシリアへ戻ったこともあり、現在トルコ領域にいるシリアの将軍たちの正確な数字を提供することを拒否しました。
パリでは、3人の記者が離反を発表しました。アルアラビヤが開催した記者会見で、国営SANAラジオとSANAオンラインウェブサイトの番組ディレクターだったカマル・ジャマル・ベック(Kamal Jamal Beck)とラマ・アル・ハドラ・バドウア・アブドル・カリム(Lama Al-Khadra Baddour Abdel Karim)は、国営メディアはメディアがシャビーハ軍(Shabbiha forces)のために軍のバリケードの中に転じたと言いました。彼らはシリアの国営テレビのビルは情報部のすべての部局と屋上の狙撃兵がいると言いました。彼らはアサド後に政権のメディアと置き換えるための新しいシリアのテレビ局の基礎を準備していると言いました。
この離反は反政府軍が数ヶ月の戦いの後、アレッポ北西にあるメナグ空軍基地(Menagh air base・kmzファイルはこちら)を占領した時に起こりました。
「シャビーハ軍」とは、アサド派の民兵のことです。
メナグ空軍基地には8月から攻撃が始まっていて、当サイトでもそれを紹介していました(関連記事はこちら)。反政府派に包囲されていながらも、食糧や弾薬などが最近まで維持できたということは、他の基地の備蓄状況も窺わせることです。そろそろ、各地方基地の備蓄が尽きる頃かも知れません。
反政府派には捕虜収容所を作る余裕がなく、投稿した政府軍兵はトルコの難民キャンプに送られているのでしょう。
これから、こういう地方基地の離反が相次ぐかどうかに注目が必要です。