オーストリア少女2人がイスラム国参加志願で補導

2014.9.11


 alarabiya.netによれば、オーストリア警察は14歳と15歳の女子学生がイスラム過激派に参加するためにシリアへ行くことを阻止したと、当局者が水曜日に言いました。

 ヨーロッパ諸国はシリアとイラクのイスラム国に参加するために旅行する者を止めるために規制を強化していますが、全員が男性ではありません。少女2人はオーストリア南部のグラツ市(Graz)で、シリアに行くための完全な旅姿で警察に捕まったと、内務省広報官、アレキサンダー・マラコヴィツ(Alexander Marakovits)は言いました。

 「The Kronen Zeitung daily」紙は、少女2人はお互いをインターネット上で知り合い、一人は「イスラム国を応援したい。場所はどこでもよい」と言いました。最近、イスラム教に改宗していた少女のうち一人の母親は、金曜日に警察に行き、彼女たちは翌日、グラツ市の友人の家で逮捕されました。「彼女たちは犯罪には関与しておらず、恐らく、感じやすい年齢で、間違った友人の輪に入った犠牲者として扱われています」「我々は彼女たちがどのように感化されたか、インターネットやオーストリアなどの実在の人物を通じてかを調べています」。伝えられるところでは、少女2人はトルコに飛び、それからシリア国境を越えるつもりでした。

 5月に、別のボスニア出身のオーストリアの少女2人が、シリアでイスラム教のために戦うために国を去りました。内務省広報官は、女性12人を含む142人のオーストリア人がシリアにいると考えられます。8月以来、テロ志願者の容疑者10人がオーストリアで逮捕されました。


 記事は一部を紹介しました。

 先日のマレーシア女性2人の記事も驚きでしたが、今後は未成年の少女です(過去記事はこちら)。思わずのけぞりそうな話です。

 しかし、子供にまでイスラム国が影響を与えているのは気になります。どのメディアから影響を受けたのかは、是非とも調べて、今後の教訓にしたいものです。

 イスラム諸国では、西欧に対する途方もない噂話が広がっていることがあります。そうした話を大人がするのを耳にした子供が、それに影響を受けることは、よくあることです。そのレベルの話が、テロ組織への参加へと発展すると、これは問題です。その辺の事情は、なかなか分かりません。しかし、知るべき事柄です。

 オバマ大統領のシリア空爆に関する報道は、まだ精査していません。あとで書きたいと思います。

 


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