揚げ物メニュー廃止で海軍隊員に不満
米海軍で下らない議論が起きています。military.comによれば、米海軍が健康食を実施中で、食堂のメニューから揚げ物をすべて撤去したことに隊員から不満が出ているのです。
「Go for Green」キャンペーンと名付けた健康的な食事をとる努力の中で、海軍はチキンやフレンチフライを揚げるのを止め、焼くことにしました。全乳も止めスキムミルクと豆乳に入れ替えたとNavy Timesは報じました。
5月にレイ・マバス海軍長官(Navy Secretary Ray Mabus)は、パフォーマンスを高め、医療費を減らすために隊員の食事、制服、訓練、フィットネスを改善する努力の一環としてメニュー改訂を発表しました。
ロベルト・ロドリゲス1級電気技術士(Roberto Rodriguez)は、彼はプログラムが開始してから10ポンド(約4.5kg)減量し、「全体的によくなった」と感じています。
「特定の食品はフライヤーから得られる味と食感を感じられません。戦地派遣された時、それはあなたが楽しみにするものです」とアドリアン・ワトソン2級調理師(Adrian Watson)は言いました。他の者たちは不満を発散するためにフェイスブックを使いました。「これは減量クルーズじゃない。ひどい海軍だ!。ケーキとデザートもないのか?。一日に18時間屋根の上で働けば炭水化物が必要だ。陸上に配置されれば隊員クラブや街に行き、食べたい食べ物を何でも手に入れられるのに」。一部の現役と退役隊員はミシェル・オバマ(Michelle Obama)と健康的な学校構想も批判しますが、ファーストレディは軍の栄養政策の設定には関与していません。
2013年に始まり2017年までに艦隊全体になる国防総省の「Go for Green」栄養プログラムは隊員に健康的な食品の認識と選択を教えます。カロリーが食品の隣に表示され、食品に緑、黄色、赤に色分けされた健康スコアがついています。
2014年にアメリカの肥満率が27.7%の最高記録に達したので、このプログラムが行われます。最新の数字によると、入隊資格のあるアメリカ人の約3分の1は軍隊に入るには体重が重すぎます。
記事は一部を紹介しました。
素晴らしい取り組みで、私は米海軍の方針を全面的に支持し、隊員の不満を却下します。以前にも米軍の隊員が対テロ戦争以降体重が増えたことや食事の改善について紹介しました(過去の記事はこちら)。
減量クルーズは旅客船で旅をして、船内で提供される健康的な食べ物だけを食べて減少しようという観光ツアーです。海軍の健康プログラムが同種の効果を生むのなら歓迎すべきです。日本の定食型メニューと違い、米軍は好きなものを選べるメニューが多く、人によっては偏食メニューになることもあるのです。不満を言う隊員には、少々物足りなくても我慢して食べろと言いたいですね。
米軍は世界で最も恵まれた待遇の軍隊で、他国の状況が分からない者たちが「幸せな不満」を叫んでいるだけです。
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