ファルージャ解放は3分の1のみ
alarabiya.netによれば、イラク政府が勝利を宣言した数日後、米主導の同盟国は、イスラム国を掃討したのはファルージャの3分の1だけだと言いました。
その他の街の部分は競合中だと、バグダッドに拠点を置く同盟国の報道官、クリストファー・ガーバー米陸軍大佐(Col. Christopher Garver)は言いました。
大半が掃討された地形は街南部にあり、市中心部から外へ掃討作戦が続いていると、ガーバー大佐は付け加えました。
イラク軍は金曜日にファルージャ中心部へ前進し、政府施設と中央病院を奪還しました。
その夜、ハイダル・アル・オベイディ准将(Brig. Gen. Haider al-Obedi)は、イラク軍特殊部隊と共に、彼の兵士たちが街の80%を支配したと言いました。
ハイダル・アル・アバディ首相(Prime Minister Haider al-Abadi)は金曜日、ファルージャは国家の腕の中に戻り、残るイスラム国の孤立地たちは数時間以内に掃討されると言いました。
しかし、ここ数日、イラク軍と街北端に沿った人口密集地域にこもったイスラム国戦闘員の間に継続的な衝突がありました。
「見えているのは、内部に堅固な防衛を持たない街周辺の(イスラム国の)防衛線です」とガーバー大佐は言い、イラク軍が街中心部から移動し、堅固な抵抗をするさらなる包囲地帯に遭遇するかも知れないと説明しました。
「それは彼らの最も厳しい戦いかも知れません」とガーバーは付け加えました。
現場のイラク軍指揮官は、彼らの軍隊が前進し、大勢の民兵を殺し続けると言います。
米主導の空爆に支援されるイラク特殊部隊はアル・シュルタ(al-Shurta)、アル・ジュハイフィ(al-Jughaifi)、アル・オベイディ(al-Obeidi)の近郊を支配したと火曜日に言いました。
彼はイラク軍工兵が通りと建物から残った爆弾を除去していると言いました。
ファルージャ作戦の特殊部隊指揮官は月曜日遅くに地元テレビ局「al-Sumaria TV」に、攻勢がイスラム国戦闘員2,500人を殺したと言いました。
アブドル・ワハブ・アル・サーディ中将(Lt. Gen. Abdul-Wahab al-Saadi)は、彼の主張を裏づける証拠を提供しませんでした。
イスラム国が大勢を殺したと主張する一方で、イラク軍はファルージャでの損失を開示しません。
作戦は大勢の家族の脱出を煽り、政府と支援グループが運営する難民キャンプに溢れました。
国連難民エージェンシーは火曜日、攻勢が始まってから85,000人以上がファルージャと包囲地帯から逃げたと言いました。
UNHCR報道官、アリアン・ラムメリー(Ariane Rummery)は、数千人以上がまだ街を去ろうとしていると予測すると言いました。
記事は一部を紹介しました。
ほとんどが解放されたのかと思っていましたが、米軍の主張が正しいと思われるので、前の記事は忘れるしかありません(前の記事はこちら)。
北部にイスラム国が残るのは、作戦の常識から言って妥当です。この部分も間違いないでしょう。イスラム国は街全体を守るのを諦め、街北部に籠城して、最後の戦いを試みるのかも知れません。
イラク軍の話は大きく盛っていると思うべし。
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