南スーダンの格差が通貨下落で深刻化
sudantribune.comによれば、南スーダンポンド(SSP)の落ち込みは東アフリカ諸国の隣国で家族が衰えることを意味します。
一部の家族は何ヶ月も家賃を払わず、子供たちは学校に行っていません。
「それは家族がウガンダとケニヤで直面する厳しい状況です。一部の家族は食品の材料を持つ余裕がなく、家賃と授業料を払う金にはほど遠いのです」と、家族がウガンダのカンパラ(Kampala)にいるデビッド(David)はいいました。
南スーダンポンドは財務大臣と中央銀行が20015年12月に米ドルに対する交換レートを変動制にしてから、その価値を約80%失いました。
水曜日、ジュバ(Juba)のブラックマーケットで1ドルは110SSPで売られます。
中央銀行はここ数週間、米ドルを競売にせず、不足を起こしました。
地元通過で支払われている南スーダン人の従業員の家族にとって、ブラックマーケットは彼らのブラックマーケットの源泉です。
「イレグ(Elegu ニムレ(Nimule)に近い南スーダンとのウガンダ国境街)で、1,000SSPはたった25.00ウダンガシリングと交換されています」と、ファーストネームだけを使うことを望んだデビットはいいました。
「一月あたり20,000SSPと交換しない限り、家族を海外で養うことはできません」と彼は言い、家賃を払い、彼に妻と子どもたち3人をウガンダへ送らせた治安の不安にもかかわらず、南スーダンへ家族を戻すために苦労しています。
現在、1,000ケニヤシリングは900SSPと交換していて、昨年早期の1,000ケニヤシリング対300SSPから相当に増加しました。
一部の家族は難民キャンプへ移行しています。
「金は数週間で使い果たすため、米ドルで給料を支払う国際機関で働かない限り、家賃と授業料を払い続ける方法はありません」とジョンソンは付け加えました。
ウガンダとケニヤにいる南スーダンの家族の人数は減ったと、彼は付け加えました。
「状況は政府職員にとってすらよくありません。家族を南スーダンへ連れてきても、ウガンダやケニヤに残しても、状況は同じで、よくありません」と給与等級7の政府職員、デビッド・デン(David Deng)は言いました。
デンは月に2,000SSP、ブラックマーケットの交換レートで交換したらちょうど20米ドルを受け取ります。
大半の南スーダンは家族を、医療、教育、治安の問題から隣国ケニヤとウガンダへ送ります。
しかし、南スーダン通貨が過去12ヵ月に大暴落し、最も若い国での労働に黒い未来を塗りました。
よわり目にたたり目とはこのことです。
南スーダンで少し余裕があった人は、日本政府がどう説明するかに関係なく、治安の悪化などを心配して。家族を隣国へ引っ越させたのです。そして、自分が仕事をして家賃や授業料を仕送りしていたのです。それが通貨暴落で、いまの収入では十分な金を送れない事態となってしまったということです。通貨暴落については以前に紹介しています。(過去の記事はこちら)
政府職員すらまともに生活できないのに、政府の上層部では頻繁に大金が消えるという不可思議な構図。上層部は支援金で行う事業を自分の会社でやって儲け続ける仕組みこそ、なんとかしなければならないことです。
日本のメディアが取り上げないのが不思議です。
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