スーダンが南スーダンに反政府派の追放を要求
sudantribune.comによれば、日曜日にスーダン政府は南スーダン政府へ制約を実行し、未だに紛争の国にいるスーダンの反政府派を追放するよう迫りました。
この要請は上ナイル州(Upper Nile)のマバン郡(Maban)でスーダン人グループが政府軍側で彼らと戦っているという告発を再開して行われました。
半公式のスーダン・メディア・センター(SMC)への声明で、スーダンのカマル・イスマイル外務大臣活動できません。は、南スーダン政府に「ハルツームはジュバに対してとても長く待ってきたし、待つでしょう」といい、彼らの領域から武装運動の追放を加速するよう求めました。
カマルはさらに、南スーダン政府は領域から反政府運動を追い出すと約束したといいました。
彼は「しかし、我々は南スーダンがこれまでに、反政府運動の隠れ家となり続けていることをよく知っています」と付け加え、南スーダン政府が約束を実行するのを待っているといいました。
「ジュバは反政府運動を追放するタイムテーブルを設定しましたが、約束は果たされませんでした」と彼は強調しました。
2016年10月21日にスーダンのオマル・アル・バシル大統領(President Omer al-Bashir)は、反政府運動を追放するために2ヶ月を与え、2012年9月に署名した協力合意を再考すると脅しました。
2013年に国連が、最近は米国務省が、南スーダン政府がスーダンの反政府グループをSPLM-IO戦闘員との戦争の中で迎え入れ、使っているといいました。
2週間近く前、南スーダンのクオル・マヤング・ジュク・ウェドネスデイ国防大臣(Defence Minister Kuol Manyang Juuk Wednesday)は、スーダンの反政府運動は国を離れるとの指示に従ったといい、彼の国は外国の反政府運動を望まないと強調しました。
「我々はこの国に平和を必要としています。我々は戦争を必要とせず、その存在が我々に反対して用いられ、不安定を引き起こすことに寄与するグループに領域が使われることを許す理由がありません。このために、我々はスーダンの反政府運動と話し、彼らは去りました」とジュクは2016年12月14日に話しました。
しかし、SPLM-IOのウィリアム・ギャトジャス・デン大佐(Col. William Gatjiath Deng)は声明の中で、隣国スーダンの反政府グループは上ナイル州のマバン郡周辺の民間人多数を強制退去させたと主張しました。
「彼らは民間人を除去し、ティーンエイジャー、少女、女性を強姦し、包囲した村を焼き払い、地域の自分たちの基地に定住するために、意図的に土地をつかみました」と彼はいいました。
反対勢力の報道官はさらに、もう一つの武装したスーダンの反政府運動がユニティ州のヤイダ基地(Yida)を強力な基地として使い、南スーダン政府からの軍需品を受け取っているといいました。
彼は南スーダンの指導者、サルバ・キール大統領(President Salva Kiir)とタバン・デン・ガイ第一副大統領(First Vice President Taban Deng Gai)がスーダン政府を欺いたと非難しました。
スーダンの反政府派を追い出すと南スーダンが約束したことは、当サイトでも紹介済みでした(関連記事はこちら)
しかし、南スーダンはまたしても、外国からの要請に応じようとしていません。スーダンの反政府派を追い出せないのではなく、追い出さないのです。彼らが自分たちの敵である副大統領派と戦ってくれるので、追い出す気はないのです。返事をしたのは、単なる時間稼ぎです。
こんな国を支援する意味があるのかを考えさせられる話です。
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