クビ村の強姦事件で犯人の兵士を逮捕

2017.3.5


 sudantribune.comによれば、南スーダン軍は金曜日、ジュバ(Juba)の南にある村で女性と少女を大量に強姦したことを含め、著しい人権侵害に関与したと疑われる兵士3人を逮捕したと発表しました。

 軍報道官、ルル・ルアイ・コアング(Lul Ruai Koang)は、兵士たちは襲撃の犠牲者によって特定された後で逮捕されたといいました。事件はジュバから約50キロにあるクビ村(Kubi)で起こりました。

 軍はコミュニティの指導者が少なくとも11人が強姦されたと報告した後で逮捕を行いました。

 彼は兵士を逮捕するという命令の決定は、国民と全世界に、強姦とその他の残虐行為は政府によって禁じられていることを世界に示すといい、政府は女性を強姦し、村を焼き尽くす政策を持ったことはないといいました。


 これは以前に紹介した事件のことです(過去の記事はこちら)。南スーダンの司教が事件を非難したので、仕方なく兵士を逮捕したという感じです。

 コアングは立派なことを言っていますが、別の場所では虐殺を兵士に行わせているので、国際的に公になってしまったものに関しては、対処したように見せるために逮捕しているだけです。

 

 


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