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米上院グループがM4小銃に苦言

2007.5.1



 military.comによると、上院の小グループが米陸軍に、M4小銃の性能について「他の小銃よりも性能が劣る可能性がある」と疑問を示しました。

 M4小銃は動作不良がしばしば言われてきました。掃除を怠ったり、砂埃が多い地域で使うと、連射する時に空薬莢が排出されず、発砲できなくなってしまうのです。これは軍用小銃として致命的な欠点です。この問題は以前にも報じられました。米軍でも一部の特殊部隊はHK416のようなヨーロッパ製の銃を使っており、問題が現実のものであることを暗示しています。米陸軍はM4小銃を使う方針を変更する気はなく、現在も補充のために1億ドルの予算を要求しています。M4小銃はM16小銃の全長を短くしたバージョンですが、M16小銃の頃から装弾不良の問題は言われ続けてきました。それが今でも解決されないというのは不思議な気がします。

 それから、日本でも報じられていますが、4月の米軍の戦死者が100人を越えという記事も掲載されました。先日、海兵隊から楽観論が出ていますが、それとは正反対の結果です。みなさんは、この矛盾する情報をどう読み解くでしょうか。私は何も変わっていないのだと考えています。

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