米陸軍のアナリスト、アンドリュー・クレピネヴィッチ(Andrew Krepinevich)が書いた論文「岐路に立つ陸軍(An Army at the Crossroads.)」(pdfファイルはこちら)が、65,000人の増員を中止し、未来戦闘システム(Future Combat Systems)の計画を放棄すべきだと結論しているとmilitary.comが報じました。
論文は、戦略予算評価センター(Center for Strategic and Budgetary Assessments)から発表されました。より簡単なスライド版で内容を概観できますが、これはおそらく論文を発表する際に説明用に作られたもので、本当の概略しか分かりません。そこで、記事から論文の概略を見てみましょう。
記事は、論文の内容はむしろ「危機に瀕する陸軍(Army in Crisis.)」が相応しいと書いています。簡単に言うと、米陸軍は質が大きく下落しており、それを修復するのが先決だという内容です。