アフガンに譲渡した武器多数が行方不明

2009.2.13



 space-war.comによれば、米軍の自動小銃やグレネードランチャーなどの武器多数が、手ぬるい管理のためにアフガニスタンのタリバンやアルカイダの手に渡っています。

 アメリカの政府説明責任局(the Government Accountability Office)の報告書によれば、米国防総省は2004年12月から2008年6月までに米政府がアフガン政府に渡した242,000個の武器の3分の1にあたる推定87,000個の兵器の居場所を把握していません(報告書のpdfファイルはこちら)。M-16自動小銃、機関銃、グレネートランチャー、迫撃砲、暗視装置が行方不明だと報告書は指摘します。さらに、NATO軍が渡した135,000個の武器の居場所も不明です。

 イラクで同様の事件が起きたことは、このサイトですでに紹介しました(記事1記事2)。2006年に最初事件が発覚し、その後、教訓が生かされないままに、また同じことが起きたのです。同じことを書くのは嫌なので、コメントはしません。


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