米海軍が性的暴行に対する制度を拡大
military.comによれば、性的暴行の犠牲者の要請に基づく迅速な除隊と、セクシャルハラスメントと婦女暴行との報告を助ける新しい不服申し立ては、米海軍が犯罪を取り締まり、生存者を支援する少数の新しいイニシャティブの一つです。
海軍作戦部長、ジョン・リチャードソン大将(Chief of Naval Operations Adm. John Richardson)は、この春に生存者が軍から簡易除隊(expedited discharge)を受けられるシステムを置くことを望みますが、支援プログラムと必要なカウンセリングを利用できるのは変わらないと言いました。彼は性的暴行の被害者と犯人である可能性がある者たちがその後も同じ指揮下にならないことを確実にするよう人事当局と作業しているとも言いました。
2014年、ランド社の報告は海軍には男性が犠牲者の性的暴行の最高発生率が1.5パーセントあり、男性隊員が暴行を生き延びたことを見出しました。海軍は民間の回復カウンセラーが従軍聖職者と接触するのを躊躇する生存者やその他の者たちに支援を提供するために強襲揚陸艦に乗船するプログラムを拡大することに取り組んでいます。リチャードソン大将は、隊員のために既存の支援プログラムを増やすために軍は大きな基地にカウンセラーを置いてそのプログラムを陸地にも移動することを計画していると言いました。
記事は一部を紹介しました。
明日は記事を更新できそうにないので、今日掲載します。
以前から米海軍では男性が男性に対して性的暴行を行うと知られていました(過去の記事はこちら 1・2)。こうした暴力は性的欲求というよりは支配欲から起きていることも知られています。米海軍はこうした問題に常に取り組んでいますが、状況は変えにくいようです。
海上自衛隊ではいじめによる自殺の事例があります。こうした問題に自衛隊が積極的に取り組んでいるのかは疑問です。恥ずかしいことだから隠したがっているとの印象しかありません。自衛隊に限らず、日本の組織はこういう問題に取り組む意欲が少ないのでは。
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