M4小銃等の機能不良チェックの中間報告
military.comによれば、米海兵隊のM16ライフル銃とM4カービン銃は、陸軍の兵器が被っているセレクタースイッチの潜在的に危険な誤動作を見つけるよう設定された新しい安全チェックに合格しました。
現在まで陸軍の兵器は調査された兵器52,000丁では6パーセントの故障率です。
「the Army's Tank-automotive and Armaments Command: TACOM」当局は、これまでに52,000丁の武器がテストされたという報告を彼らが受け取ったと言いました。それらのうち約3,155丁が更新された機能チェックに合格しなかったと、TACOM報道官のスレード・ウォルターズ(Slade Walters)は6月14日に言いました。
しかし、海兵隊の武器はより良好です。
「海兵隊はメッセージの中で概説された新しい機能チェックに不合格だった兵器の報告をまったく受け取りませんでした」と海兵隊システム部の報道官、バーバラ・ハンビー(Hamby)はMilitary.comに言いました。
海兵隊は調査した武器の数を提供する求めに応じませんでした。
TACOMは6月1日の時点で調査されたM4とM16の故障を提供しませんでした。
これまでのところチェックされた陸軍の兵器で、最も多い故障はM4A1で起こりました。M4から転換されたM4A1は徴された23,000丁の中で2,070丁の故障を被っており、故障率は9パーセントでした。
オリジナルのM4A1約16,000丁が調査され、それらの武器で960丁で故障が起こり、故障率は6パーセントでした。
結果はチェックされた約4,000丁のM4の1パーセント未満が更新された機能チェックに不合格だったことも示しました。さらに、チェックされたM16A2、8,500丁の1パーセント未満がテストに不合格でした。
M16A4の約500丁もチェックされましたが、不合格は報告されませんでした。
TACOM当局はプロセスは初期段階で、陸軍の武器約900,000丁が依然としてチェックされなければならないと強調します。
すでに紹介しているM4、M16の動作不良の調査報告です。(過去の記事はこちら 1・2)
この感じだと、製造ロットによって、部品のすり合わせに問題が起きて、動作不良が起きている感じですね。設計者も考えていなかった問題なのでしょう。兵士への教育で防げるとはいえ、意図しない発砲は武器の信頼性を損ねます。
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