ドーバー基地事件で懲罰が勧告

2012.2.1


 military.comによれば、連邦捜査官は米空軍がドーバー空軍基地の霊安室で内部告発をした民間人労働者4人に処罰を行ったと結論しました。

 特別顧問は火曜日に公表した報告書で、空軍に内部告発者に報復したとされる当局者3人を処罰するよう勧告しました。3人は氏名が特定されていませんが、1人が現役軍人、2人が民間人とされます。

 空軍長官、マイケル・ドネリー(Air Force Secretary Michael Donley)は声明文の中で、報告を評価して、適切な行動を取るために中将を任命したと述べました。ドネリー長官とノートン・シュワルツ空軍大将(Gen. Norton Schwartz)は「空軍の中に報復の場はないと確信します。従業員に対する報復は非倫理的、非合法、空軍の中心的価値観に反します」と言いました。

 2人の当局者は処罰の対象になったのは、ロバート・エドモンドソン大佐(Col. Robert Edmondson)トレバー・ディーン(Trevor Dean)とクィントン・キール(Quinton Keel)であると言いました。


 この事件は英霊の死体処理に関して、民間の要員が不備を告発したところ、空軍が報復を行っていたというものです。過去に何度も紹介してきました。(過去の記事

 記事の残りは、過去の記事のまとめですので省略します。

 パネッタ国防長官が、すでに下された処罰をさらに厳しくするよう指示し、それが法的に可能かどうかが調査されていました。結局、問題ないことが確認されたのでしょう。

 この衝撃的な事件も、これで終わりに近づきました。あとは処罰の内容が決められて、事件は終結します。



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