殺人チーム最後の被告が起訴取り下げ
military.comによれば、2010年にアフガニスタンで民間人を殺害したとされる5番目で最後の兵士に対する起訴が取り下げられました。
マイケル・ワグノン技術兵(Spc. Michael Wagnon)は2010年6月に非戦闘員の殺害と小隊員の不正行為の調査を妨害して起訴されて帰国しました。「陸軍はワグノンの事件で最後に正しいことをしました」とコルビー・ボケイ弁護士(attorney Colby Vokey)は言いました。「我々はワグノンは無実だとずっと主張しました。彼が殺害や発砲で完全に無実であることが確認されました」。
ワグノンは3月に裁判にかけられる予定で、殺人罪で終身刑に直面していました。ボケイ弁護士は陸軍は証拠がワグノンに有利だったので起訴を取り下げたと言いました。陸軍は起訴を取り下げる理由を言いませんでした。声明文の中で広報官、ゲーリー・デンジャーフィールド中佐(Lt. Col. Gary Dangerfield)は、ルイス・マッコード基地の上級指揮官、ロイド・マイル少将(Maj. Gen. Lloyd Miles)は「正義の名において」起訴を取り下げるのを選んだと言いました。ボケイ弁護士は金曜日夜のワグノンの記者会見を辞退しました。ワグノンはまだ戦地派遣の間の違反行為で試練に直面するかも知れません。ワグノンの共同被告4人は民間人3人の殺害に関係して刑期を務めています。
記事の最初の方を紹介しました。この事件は過去に何度も紹介してきました。(過去の記事 1・2・3)
ワグノン技術兵はアフガン人の死体から取った頭蓋骨を入手し、2月22日にマラック・アグハ(Marach Agha)を殺害し、犯罪の証拠を含むハードディスクを消去した件で起訴されていました。この内の殺害に関しては、他の被告の証言が証拠となったようですが、それが怪しくなったので殺人罪が取り下げられたということです。他の起訴はそのままなのでしょう。殺人罪は取り下げられても、彼が残虐な活動に加わっていたことは否定できません。
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