女性の大隊レベルへの配属が正式に認可へ

2012.2.10


 military.comによれば、いよいよ女性が地上戦闘に参加する枠が広がりそうです。国防総省は木曜日に議会に、女性の戦闘での役割を増やすよう勧告する予定です。

 現在の規則は、女性は歩兵部隊、機甲部隊、特殊作戦軍に勤務することを禁じ、公に旅団レベル以下に配属することを認めていません。木曜日の発表は女性に大隊レベルへの仕事への配属を公的に指示する一方で、部隊の禁止は維持し、より戦闘地域へ女性を近づけます。

 現在まで、多くの女性がイラクとアフガニスタンで勤務し、158人が死亡しています。


 女性の潜水艦への配属はすでに進行中で、地上戦でもアフガンやイラクでは女性が検問所で女性の身体検査をするのに活用され、特殊部隊には地元民との交流を容易にするために配属されてきました。記事にもそれは書かれていますが、過去に何度も紹介してきたので省略しました。(記事

 今さらですが、公的に配属が認められたというわけです。これが米軍の文化にどのような影響を及ぼすかが気になるところです。


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