military.comによれば、アフガニスタンで民間人を殺害した容疑で逮捕されているカルビン・ギブス2等軍曹(Staff Sgt. Calvin Gibbs)について、陸軍の法務官は殺人容疑を取り下げるよう勧告しました。
陸軍法務官、トーマス・マロイ大佐(Col. Thomas Malloy)は、ギブス2等軍曹の罪を証明することが難しい可能性を指摘し、殺人容疑を取り下げるよう勧告しました。目撃者は誰も彼が殺害に直接的な役割を演じたと証言しませんでした。マロイ大佐は最初の殺人について共同謀議罪で、他2件の殺人で共同謀議罪と殺人罪で軍事裁判にかけるよう勧告しました。マーロイ大佐の勧告はカーチス・スカパロッティ中将(Lt. Gen. Curtis Scaparrotti)が評価中です。
この事件は過去に繰り返し取り上げてきました。(記事1・2・3・4・5・6・7)
3件の内1件では、殺害行為そのものを行っていないので起訴を取り下げるということです。しかし、一連の殺人事件でギブス2等軍曹が中心的な役割を演じたことは疑いようがありません。今後も、この裁判には注目していきます。